a serial novel of thought — by Kamos

かもす

今のAIの使い方(効率化・合理化・時短)って、
本当に正しいのかな。

連続思考小説Week 1 — Final

第1週から、はじまります
第1週Week 1

はやい、はやい、はやい。

要約は数秒で。メールの返事も、企画書の下書きも、AIがすぐに出してくれるようになりました。

速くなったのは、うれしいことです。それでも、ふと手が止まる瞬間があります。

速くなった分だけ、考える時間まで短くなっていないだろうか。

効率化・合理化・時短。今のAIの使い方は、本当にこれでいいのかな。このページは、そんな小さな疑問から始まった、ひとつの記録です。

第2週Week 2

思いつきが、ころがる。

疑問は、すぐには答えになりません。最初に出てくるのは、まとまりのない思いつきのかけらです。

Kamos では、そのかけらを無理に整えず、まずはそのまま置いておきます。きれいな文章にしなくても、順番が決まっていなくても大丈夫です。

急いで答えにしないことが、あとで効いてくる。

※ ここに並んでいる言葉は、このページを作る対話の中で、実際に出てきたものです。

効率化って正しい? 時短 余白 答えを急がない 醸す 問いを育てる 朝ドラ 粘土 つながり
第3週Week 3

つながりが、見つかる。

置いておいたかけらを、2つずつ並べてみます。関係なさそうな言葉どうしが、ふいに結びつく。その小さな発見が、次の発見を連れてきます。

玉をひとつ選んで、つながりそうな玉をもうひとつ選んでください。

第4週Week 4

軸を、置いてみる。

思いつきが集まったら、今度は軸を置きます。Kamos のマトリクス分析に「AIのこれから」というお題を渡し、Web検索で最新の動きも踏まえて、2本の軸と4つの居場所を出してもらいました。1

横の軸は「作業代行・すぐに効率化」と「一緒に考える・余白を育てる」。縦の軸は「思想・提供する価値」と「実際の機能・体験」。こうして並べると、同じAIでも、向かう先がまったく違うことが見えてきます。2

4つのうち、選んだのは右上。「答えを急がない『醸成』」でした。

第5週Week 5

決めるのは、わたし。

選んだ居場所から、Kamos は分かれ道を3つ用意しました。それぞれに4つずつ、考え方の違う選択肢があります。

AIが出したのは、地図と分かれ道まで。どの道を行くかは、毎回わたしが選びました。2つ目の分かれ道では、4つの案のどれでもなく、自分の言葉を書きました。

AIは急がせない。
決めるのは、わたし。
分かれ道 1how to think戦術の方針
多角構造化 時間差で醸す 知的な摩擦 余白優先
分かれ道 2core experience中心の体験
逆質問 発酵キャンバス 弁証法メンタリング 時間差フィードバック 思いつき同士の関連性の発見の連続
分かれ道 3how to deliver届け方
体感型サンドボックス マニフェスト 画面の解説 思考ドキュメンタリー

このページは、その記録からできています。お題を置いてから構成が決まるまで、およそ15分。急いだわけではなく、迷う場所がはっきりしていたから、迷いすぎずに済みました。

※ 時刻は、このページを作った実際の対話の記録です(2026年10月4日)。

  1. お題を置く。「AIのこれから」

  2. 軸を置く。Web検索つきのマトリクス分析で、2本の軸と4つの居場所が出る。

  3. 居場所を選ぶ。右上「答えを急がない『醸成』」。

  4. 分かれ道が届く。3つの分かれ道に、4つずつの選択肢。

  5. 自分の言葉で選ぶ。「思いつき同士の関連性の発見の連続かな」

  6. 仕様がまとまる。「答えを急がないAIと、問いを育てる知の庭。」

  7. 構成が決まる。構成案に「ナイス企画!」のひと言。

最終回Final そして、あなたの番。

あなたの問いを、
かもす。

答えを急がない。思いつきのかけらを置き、つながりを見つけ、軸を置いて、自分で決める。Kamos は、そのための思考の道具です。

Kamos をはじめる kamos.io
企画・判断
加藤康祐
構造化
Kamos Crush
組版
zine.js
題字
粘土(SVG)