週刊 ZINE 2026.09.28 - 2026.10.04

くらし1980

日々のつぶやきから編む、男の自炊と住まいと開発の記録

第6号(2026年10月 第1週)

頼れる隣人であること、手元の日々を整えること。

つぶやきから編む、男の自炊と住まいと開発の記録
頼れる隣人であること、手元の日々を整えること。 Graphic Recording
今週のグラフィックノート:台所の一角/繕う・整える/静かな夜の机

風が澄み、虫の音が響く10月の始まり。フライパンを振る音、実家の櫓解体で運ぶ鉄パイプの重み、コードの監査。手と足を動かして生活を整える、秋の入り口の7日間。

記録・つぶやき:加藤 康祐(@kosuke.definer) / 編纂・構成:Kamos
01 / 台所と飯

フライパンの音と、秋の祝膳

ワンプレートの豪快さと、丸干しの滋味

スーパーで見かけたレモンペッパーチキンをジャガイモと一緒に焼き、炊きたての飯と同じ皿へ。彩りの野菜を盛る隙間がなくなり、上から豪快にぶちまけるような日曜日も悪くありません。格好つけない男のワンプレートは、それだけで十分なご馳走です。

前日は大羽のイワシの丸干しをじっくり焼き、豚ホルモンや豚トロをもやしと合わせる平日を重ねてきました。フライパンから立ち上る湯気と香りは、ディスプレイに向かい続けて凝り固まった思考を素直にほぐしてくれます。

THREADS LOG 10/04 17:58
スーパーのレモンペッパーチキンとジャガイモとコメを盛ったら野菜を盛るスペースがなくなり、上からぶちまけたw。美味かったけど。

母の誕生日に、きりたんぽと絵筆

実家で母の誕生日を祝う晩。湯気を立てるきりたんぽ鍋を囲み、食後には奮発した霧笛楼のショートケーキをいただきました。普段は年に一度口にするかどうかのケーキです。

最近はAIにばかり絵を描かせていたけれど、ふと思い立って久しぶりに手元で絵筆を取り、ケーキの絵日記を描いてみました。描く動機があれば、指先は自然と動くもの。日常のささやかな節目に、手触りのある記憶が残りました。

THREADS LOG 10/02 21:21
最近、AIに描かせてばかりだったので、とても久し振りに絵を描いた。毎日と言わずとも、たまには絵日記くらいのレベル感でまた描き始めようかな。今日は、おかんの誕生日便乗霧笛楼のショートケーキ。美味かった。.
チキンとジャガイモ、上に散らした野菜のワンプレート
チキンとジャガイモ、上に散らした野菜のワンプレート 10/04 #男の自炊
香ばしく焼けたイワシの丸干しと滋味あふれる食卓
香ばしく焼けたイワシの丸干しと滋味あふれる食卓 10/03 #晩飯
久しぶりに手で描いた、霧笛楼のショートケーキ
久しぶりに手で描いた、霧笛楼のショートケーキ 10/02 #絵日記
02 / 住まいと手入れ

身辺を削ぎ落とし、身体を街へ戻す

暮らしの合間に描く、素朴なスケッチ
暮らしの合間に描く、素朴なスケッチ 10/02 #日々の記録

櫓の解体と、地域に手を貸すこと

雨で中止となった横浜のお祭りのあと、櫓の解体作業へ。腰を痛めた父親の代わりに顔を出し、自治会の方々に混ざって1時間ほど鉄パイプや角材を運びました。電動工具は使えなくても、力仕事なら役に立てます。

10年以上留守にしていた土地だからこそ、知り合いを増やし、少しずつ馴染んでいくことが大切だと感じます。汗を流したあとに手渡された冷たい飲み物の味が、身体に染み渡りました。

THREADS LOG 10/03 09:08
今日は横浜のお祭りの櫓の解体でしたー。お祭り自体は先週あいにくの雨模様で中止になったのですが、自治会のおじさんたちが20人くらい集まり1時間くらいかけて作業。僕はインパクトとか使えないので、鉄パイプ運んだり角材運んだりしました。

2mmの丸刈りと、道具の見直し

バリカンを使って2mmの丸刈りにセルフカット。浮いた美容室代を思えば、少し上質なシャンプーを使うことは理にかなった引き算の贅沢です。洗面所に漂うAesopの静かな香りが心地よい気分を運んでくれます。

寝ぼけて落とし画面にヒビが入った端末を契機に、古い折りたたみスマホへ復帰させ、使わなくなったデータシェアプランや会員契約を解約しました。生活のノイズを一つずつ減らしていく手入れの朝です。

THREADS LOG 10/03 19:04
ふと気づいたのだが、僕は2mm丸刈りのセルフカットなのだが、シャンプーはAesop とかTamanohadaとかいいやつ使っていて、しかし美容室に行くのと比べると、それでも随分なコストカットになってるなーとなってる。
手早く炒めた豚ホルモンともやし
手早く炒めた豚ホルモンともやし 09/30 #手入れ
03 / 身体と開発

思考の醸成と、頼れる隣人の輪郭

「頼れる隣人」であることの再確認

AIが急速に普及するなかで、フリーランスとしての自分の役割を静かに問い直す週でした。誰でも手軽に相談できる時代だからこそ、残るものは画面の向こうにある関係性です。

「クライアントが困った時の頼れる隣人であること。手の届く範囲、足の及ぶ範囲を大切に」。自身のサイトの言葉を整え直したことで、視界が開けました。技術の波に呑まれそうな時こそ、家事をし、洗濯物を干し、地に足を着けて思考を重ねます。

THREADS LOG 09/28 16:42
クライアントが困った時の頼れる隣人であること。これからも手の届く範囲、足の及ぶ範囲を大切に、企画、制作、開発にお力添えできればと思っています。改めてAIの時代になって、色々なことがコモディティになり、それでも動かないものって結局クライアントとの関係性だと思うんですよね。

細部に宿る美しさと、地道なコード監査

派手な生成デモの裏道を行くように、文字詰めや判面比率を整える「zine.js」や「matrix.js」を静かに公開。週末にはAntigravity経由でOpus 5.5を迎え、GeminiとClaudeが互いの不備を指摘し合うようにKamosのコードベースを監査しました。

人の思考は本来大きく跳躍するものではなく、地道に積み重ねていくもの。1年半手塩にかけてきたプロジェクトの輪郭が、静かに深みを増しています。

THREADS LOG 10/04 04:56
もう1年半ほど実際はやっているプロジェクトですが、割と飽きないというか、およそこういうものを作ろうと設計して開発したものではないですが、いい感じに育って来ている感じがありますね。ふとした思いつきを、確かな設計図へ、というコピーは、Kamosの立ち上げ当初に書いたものだけど、なんかそのものになって来た感じがある。
美しいタイポグラフィと冊子組版のための「zine.js」
美しいタイポグラフィと冊子組版のための「zine.js」 09/29 #開発
モデル間でコードを丁寧に照合し、堅牢に整える
モデル間でコードを丁寧に照合し、堅牢に整える 10/03 #監査
対話を通じてプロジェクトの文脈を再構築する
対話を通じてプロジェクトの文脈を再構築する 10/04 #ProjectKamos
04 / 週間日録

今週の足跡

  • 10/04 日
    暮らし ラグビーの練習3時間。珈琲を淹れて洗濯を回す。Opus 5.5との対話とLP制作。夕餉はレモンペッパーチキンと野菜のワンプレート。
  • 10/03 土
    手入れ 朝から横浜の実家で祭りの櫓解体をお手伝い。2mm丸刈りセルフカット。OpusによるKamosコード監査。夜は大羽イワシの丸干しを焼く。
  • 10/02 金
    台所 母の誕生日できりたんぽ鍋と霧笛楼のショートケーキ。久しぶりに手で絵を描く。AI時代のフリーランスのあり方を静かに考察。
  • 10/01 木
    開発 Gemini 4 Argon発表を受けKamos Coreの基盤整備。新メディアFuture Insight公開。父ととんかつ屋で昼食、午後は爆睡。
  • 09/30 水
    道具 マトリクス描画ライブラリmatrix.js公開。スマホ画面のヒビを契機に端末とプランの一本化。小雨の中、自転車でラーメンえびす丸へ。
  • 09/29 火
    開発 Web組版のためのzine.jsを公開。受託のシステム改修作業に追われつつ、昼は冷凍明太パスタ、夜は鶏と大根とキャベツ。
  • 09/28 月
    暮らし ノードベース制作ツールKamos Touch公開。商売の指針を「頼れる隣人」と言語化。父と電話、経理処理。晩飯は豚トロともやし。