週刊 ZINE 2026.10.19 - 2026.10.25

くらし1980

日々のつぶやきから編む、男の自炊と住まいと開発の記録

auto_stories 全号目録
第9号(2026年10月 第4週)

二十年ものの器と、秋の夜風に寄り添う珈琲。

つぶやきから編む、男の自炊と住まいと開発の記録
二十年ものの器と、秋の夜風に寄り添う珈琲。 Graphic Recording
今週のグラフィックノート:台所の一角/繕う・整える/静かな夜の机

不意の脳震盪から始まった一週間。静かな湯船と台所の炒め物、二十年使い続けた器の手ざわりに救われながら、身軽で強い暮らしと道具の輪郭を確かめる。

記録・つぶやき:加藤 康祐(@kosuke.definer) / 編纂・構成:Kamos
01 / 台所と飯

旬の果実と肉を炒め、備前焼で一服する

柿とカブ、白ワインが香る秋のフライパン

日曜の夕暮れ、少し挑戦的な献立を思い立つ。豚肉に瀬戸内レモンペッパーを利かせ、角切りの柿とみずみずしいカブ、その青々とした葉をさっと強火で炒め合わせる。

仕上げに回し入れた白ワインの香りと、柿の自然な甘みが豚の塩気と調和する。思わず声が出るほどの一皿ができあがり、充実した秋の食卓となった。

THREADS LOG 10/25 17:05
激ウマでした!!!豚の瀬戸内レモンペッパーと柿とカブと葉のあっさり塩炒め、白ワインの香り。久し振りに天才!って独り言言いながら食べましたw。

湯上がりの夜風と、土が呼吸する珈琲

熱めの湯船に浸かって冷えた身体を温めたあと、備前焼のカップに温かい珈琲を注ぐ。窓から入り込む澄んだ夜風が心地いい。

素朴でざらりとした土の手ざわりが、手のひらにじんわりと熱を伝えてくれる。何気ない道具でいただく一杯が、日々の疲れを静かに解いていく。

THREADS LOG 10/25 18:15
秋の夜風には備前焼と珈琲。
豚肉と柿とカブのあっさり塩炒め。白ワインの香りがふわりと立つ。
豚肉と柿とカブのあっさり塩炒め。白ワインの香りがふわりと立つ。 10/25 #男の自炊
土のぬくもりが直に伝わる備前焼と、淹れたての温かい珈琲。
土のぬくもりが直に伝わる備前焼と、淹れたての温かい珈琲。 10/25 #夜の珈琲
平日の気取らない晩酌。香ばしく焼き上げた豚ホルモン。
平日の気取らない晩酌。香ばしく焼き上げた豚ホルモン。 10/20 #晩酌
02 / 住まいと手入れ

欠けも景色になる、二十年目のうつわ

縁が欠けて朽ちた味わいも愛おしい、二十年使い続けている掻き落としの器。
縁が欠けて朽ちた味わいも愛おしい、二十年使い続けている掻き落としの器。 10/25 #道具の手入れ
新宿・柿傳の展示空間。新作の碗や絵皿が静かに並ぶ。
新宿・柿傳の展示空間。新作の碗や絵皿が静かに並ぶ。 10/23 #うつわ巡り

新宿の個展と、手元に残る初期の掻き落とし

新宿・柿傳ギャラリーで開かれていた陶工房ゆうの展示へ。並ぶ新作のスープ碗やアフリカ柄の皿を眺めつつ、作り手の陽作さんと旧交を温める。

かつて工房で初めて求めた黒地に掻き落としの器は、もう二十年近く手元にある。縁の欠けすらも生活を重ねたヴィンテージの風情となり、かけがえのない生活の相棒になっている。

THREADS LOG 10/25 18:16
ところで先日、陶工房ゆうの展示にお邪魔した時に、陽作さんと初めて買った黒地に掻き落としの器、まだ使ってますよと言ったら、それはもうヴィンテージですね、とおっしゃっていたのだが、縁が欠けて朽ちてるのも含めて立派にヴィンテージ感出てますね。10年て言ったけど、下手すると20年近く経ってるよなこれ。。。そのうち初期の名作ってことで、美術館入りするかもしれないので、これは割ってはいけない。。。

古い雑誌をめくり、ものづくりの筋力を思い出す

積読になっていた2002年の雑誌『relax』のデザイン特集を手に取る。Webが黎明期で、SNSもAIもなかった頃の紙面には、純粋な造形美と熱量が溢れていた。

効率やCVRばかりが語られる今だからこそ、かつて培われたグラフィックの筋力や、素朴で骨太な美意識を手放사ずにいたいと感じる。

THREADS LOG 10/23 09:21
昨日、読書会でrelaxの2002年くらいのデザイン特集読んだけど面白かったな。Webでギリギリ、SNSもアプリもTikTokも当然AIも無かった時代、デザインと言えばグラフィックとプロダクトという感じで、その分豊かな文脈があった気がする。CVRもJourney MapもPersonaもなくて、かっこいいものがかっこいいというか。美意識というか、デザインの筋肉みたいなのが衰えてないかと思わされたりした。
03 / 身体と開発

身体を休め、シンプルで身軽な構造へ

四十代の接触プレーと、静かな養生

週末のコンタクトで思わぬ衝撃を受け、念のために脳神経外科でMRIを受診。幸い異常はなく軽い脳震盪との診断で胸をなでおろす。

無理のきかない年齢を迎えていることを素直に受け止め、仕事を調整して湯船に浸かり、身体の声に耳を澄ませる時間を取った。

THREADS LOG 10/19 14:43
今日は朝から脳神経外科に行って来ました。昨日どうも脳震盪を起こした気がして、男やもめの一人暮らし、何かあってはどうにもならないということで、とりあえず病院で検査してもらうことに。ネットで調べて近所のクリニックビレッジの脳神経外科に行ったのですが1000に行って終わったの1400過ぎ。MRI久し振りに撮りまして、異常ないので、軽い脳震盪だろうから運動しばらく控えて経過観察とのことでした。地味にお代9,000円くらいしました。。。何はともあれとりあえず一安心でした。

複雑さを削ぎ落とす、身軽な自前システム

世間を騒がせる脆弱性やセキュリティの荒波に対し、自前エージェントに簡易WAF「Kamos Blue Impulse」を組み込み、サイトを静的な形へと退避させる。

便利さの裏にある過剰な依存を手放し、必要最小限のシンプルな道具立てで軽やかに生き延びること。二十年のフリーランス生活で培った感覚が、静かな強みになっている。

THREADS LOG 10/22 05:03
【Kamosに簡易WAFを作りました!Kamos Blue Impulse!】昨晩はPHPの脆弱性で総理まで出てくる始末でてんやわんやだったみたいですが、それにしても昨今セキュリティインシデント多いなということで、Kamosにセキュリティ保護の仕組みを開発してみました。名付けてKamos Blue Impulse。簡易WAFでして、異常検知すると、AIが判断して、特定IPからのアクセスを遮断します。
異常アクセスをAIが検知・遮断する自前の簡易WAF「Blue Impulse」。
異常アクセスをAIが検知・遮断する自前の簡易WAF「Blue Impulse」。 10/22 #個人開発
ローカルマシンとスマホを繋ぎ、自前で構築したパーソナルAI環境。
ローカルマシンとスマホを繋ぎ、自前で構築したパーソナルAI環境。 10/24 #道具と知性
04 / 週間日録

今週の足跡

  • 10/25 日
    暮らし 東戸塚から八王子へ。昼下がりの湯船。豚肉と柿とカブの塩炒めを作り、備前焼で夜風と珈琲。二十年前の器を見つめ直す。
  • 10/24 土
    開発 Kamos Organや未来予測会議のロゴを制作。スマホとローカルを直結した自前パーソナルエージェントの機能を拡充。
  • 10/23 金
    道具 新宿・柿傳へ陶工房ゆうの展示を見に行く。実家に寄り、母と素朴なデジタル化についての会話。
  • 10/22 木
    手入れ 未明に簡易WAF「Blue Impulse」を開発。クライアント案件を安全な静的構成へ移行。夜は読書会で古いrelaxを読む。
  • 10/21 水
    暮らし 午前中に集中して仕事を片付け、午後は祖母の見舞いへ。夕暮れに焼き鳥で一息つく。
  • 10/20 火
    身体 頭痛の様子を見ながら休息。Antigravityの会話履歴を参照するNativeモードを閃く。晩飯は豚ホルモン。
  • 10/19 月
    身体 ラグビーでの脳震盪を疑い脳神経外科でMRI検査。異常なしで安堵。ロボットポスターのグラフィックを制作。
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